バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎
暇なゴールデンウィークに書店をふらついていた際に、思わずジャケ買い。
若い博士が夢と希望と就職をかけて、アフリカに飛び立ちバッタ研究の日々を綴った一冊。バッタの大群が要因で飢饉が発生することも、日本の博士の就職がなかなか困難だという事も知らなかった。
著者が困難にぶつかりながらも、それすら武器にし、たくましく前向きに楽しみながら進んでいく考え方や、苦しいことや道理にかなわないこともたくさんあっただろうが、アフリカの国や関与する人々のいいところ発見する前向きな姿勢、またそれを吸収し実行するこことが素晴らしい。